J_K3rdKのブログ

単なる、浮世のバカ話

「elation」-高揚感- 「きわめて初期の写真作業」

写真学校に入って、最初の課題は「自我を捨てる作業」。 自意識や美学をブルドーザーのようにいったんペッタンコに薄くして、夜の街を彷徨い集まったコマをセレクトすることによって、39年(当時の年齢)の今まで刷り込まれていた「美しい」とか「価値がある」という概念を再構築する作業だった。

 

要は面の皮とか、見栄とか、そういった虚飾を剥がしていく作業。それを取っ払ったところに、本来の何かがあるって気づくための作品。

 

「elation」-高揚感- と、後付けにしたのは、虚飾をどこまできれいさっぱり捨て去って、自然に自らの本質に迫れるかという写真に取り組む際の基本動作。

作られた「美しさ」や「価値」の見直しの結果。 達成度は、50パーセントにも到達していないね。 時に、Nikon D7000を唐突に、会った方に渡して人の見る自分を無意識に撮ってもらったり、立ち飲み屋の壁に反射する自分にシャッターしたり、アングラな場面で鏡を見つけて撮ったり・・・・ 表現者に「恥」の概念は不要だ。

 

あるがままをどこまでも、顕せるかがその時の一番の課題だった。2014年かな。

自分も見つからないで、迎合した写真を量産する予定は相変わらずない。

 

【自分をはがし切ったといえる時に、実は「本当の自分」が浮き出てくるのを見つめる事ができるのだろうと思います】

 

本当の写真をやりたいとおもいませんか?

 

youtu.be

 

【注意書き】

オトナむけの記事です。こどもには見せないでください。そもそもこどもはもっとそのままの姿をもっているので、不要です。まぁ見せるヒトもいないはずですが。